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TETTO CASA

オーナーは家を建てることが夢だったので、そのために、すでに家具などを収集していた。ほとんどは、ミッドセンチュリーな名作ものだった。実は、そのコレクションを、奥様はご存じないという事実が発覚し、私一人、ちょっとドキドキしたことを覚えている。

それはともかく、そのため、それらのインテリアアイテムをリズミカルに配置できるようなスケールを考えた。折角の家具たちもゴチャゴチャと並んでは元も子もない。床面はタイルが似合うし、薪ストーブも必須だと思った。ただただ綺麗でおしゃれな感じにならないよう、「遊び心」と「らしさ」を出そうと思った。用途を分けた二つのリビングや、玄関から入ると建物の全長(25メートル)を見通せるような視線、華奢なトラスや、巨大なウッドデッキの中庭や、屋根の上の芝生などもそんな考えから生まれた。

ちなみに、建物が完成すると、役所の検査員が完成後の検査に来るのだけれど、そのとき、その部署のトップの人が来て、「検査には全く関係ないですけれど、屋根に上ってみてもいいですか?」と言われた。「いいですけど、落ちても知りませんよ~」なんて返しながら、「おぉ~」という感想の役所の方の声を聴きながら、気持ちがよくなったのを思い出す。

設計監理: アイシーエー・アソシエィツ一級建築士事務所

家族構成 夫婦+子供3人
構造 鉄骨造平屋建て
敷地面積 928.04㎡
建築面積 121.25㎡
延床面積 121.25㎡(36.67坪)

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