m’decasa エムデカーサについて
材木屋 前島製材所から、「木をデザインする」ハウスメーカーへ。
エムデカーサの母体である「株式会社 前島製材所」は、昭和34年の創業以来60年、ずっと材木とともに歩んできました。私たちの地元「静岡」は、登呂遺跡の杉材にみられるように太古の昔から木材が住宅建築の材料として使用され、江戸時代には駿府城築城に桧(ヒノキ)や柏など、また浅間神社御用木として桧などが近隣から運ばれて使用されるなど、木材の産地として発展してきました。
そんな木に恵まれた静岡県で、私たちは製材所として、木肌や断面を見て「目勘」を働かせ原木と対話してきました。また実際に木を割ってみないとわからない部分がありますが、匂いを嗅いで判断したり、肩で担いだ時に伝わる感覚で水分量や年輪の具合を判断しながら、経験を積んでまいりました。
これまでに材木屋として、多くの住宅メーカー・工務店・建築設計事務所などに材木を提供する傍ら、1973年より住宅の建築部門をスタートし、工務としても数えきれないほどの住まいづくりに携わらせていただきました。数寄屋風、洋風建築、デザイナーズ住宅など、それぞれの住宅のスタイルを実践で身に付け、どんなスタイルの家でも建てられるという自信をつけてまいりました。
そして2011年、本格的に一般木造住宅の施工事業部として「m’decasa」を立ち上げ、お客様と直接お話をさせていただきながら建てる、完全自由設計の木造住宅の建築に踏み出しました。
時代とともに変化していくお客様のニーズに応え、理想の住まいづくりを追求しながら、 良い材料で、良い職人と共に住まいの空間を創り、「木をデザインする」をテーマに、これからもオンリーワンの住宅を提案していきます。